~床ずれの予防~
床ずれは、からだやかけ布団の重みなどで、皮膚や皮下組織が圧迫され、血液の流れが悪くなって起こる症状です。床ずれになると、皮膚が赤くなり、次に水泡ができ、ただれて潰瘍になったり、細菌が繁殖して化膿したりし、お年寄りは痛がって苦しみます。床ずれは何かに触れるところならどこにでもできますが、特に体重のかかる腰の下の部分は床ずれの危険箇所といえます。
生活面と病気面での原因があります。生活面での原因は同じ姿勢で長く寝ていることです。寝まきや寝具が硬すぎたり、縫い目やシーツのシワがこすれたり、不潔にしている時、病気面では栄養状態が悪い時や全身に衰弱が見られる時に床ずれができやすくなります。また、心臓病や腎臓病が原因のむくみや糖尿病などで、おできができやすい体質の場合も同様です。これらの原因を早期に取り除いて、お年寄りを苦痛から解放してあげましょう。
床ずれを予防する一番のポイントは、同じ部分を長時間、圧迫しないことです。そのためには起きている時間をなるべく長くすること、機会があるごとに長い時間座るようにします。また、寝たきりの場合は、2~3時間ごとにからだの向きを変えてあげることです。しかし、この体位を変えるのは大変な作業なので、クッション、枕、円座など予防用具を利用するとよいでしょう。
| 床ずれ防止用品 | |||
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| ビーズバッド | ムートン | エア噴出しマット | 大小のパッド |
| いろいろな部分に使えるので便利 | 寝返りしやすく吸湿性、通気性もよい | 肌を常に乾燥しておける | 体位変換や皮膚の密着予防に |
床ずれ予防にはからだの清潔を保ち、食生活を充実させることも大切です。適切な入浴や清拭を心がけ、いつも清潔な寝具やシーツを使用します。おむつを使っている場合は、まめに交換しましょう。食事はタンパク質やビタミンC、鉄分などお年寄りに不足しがちな栄養を十分に補給するよう配慮します。
皮膚に床ずれの前兆を感じたら、体位を交換するのはもちろんですが、早めに医師の診察を受けさせ、手当ての仕方を指導してもらいます。すでに水泡ができたり、皮膚がむけた状態の場合は、当面の処置として清潔な水で洗ってガーゼをあて、できるだけ早く処置をしてもらいます。





